ロコモティブシンドローム

運動器症候群:ロコモティブ シンドローム(locomotive syndrome)とは「運動器の障害」により「要介護になる」リスクの高い状態になることです。

平均寿命と健康寿命

日本は世界に冠たる長寿国ですがそれはあくまで平均寿命。
一方、日常生活に制限のない期間を健康寿命と呼び、両者には隔たりがあります。
2010年で、男性の健康寿命70・42歳で、平均寿命は79・55歳。その差9・13年。女性は、73・62歳と86・30歳で、その差はなんと12・68年。
(2014年には、男性の平均寿命は80・21歳、女性は86・61歳と更に伸びています。)
この約10年に、介護を受けたり、病気療養などをすることになるのです。

運動不足で年間約5万人が亡くなる現実

2007年における生活習慣などによる死亡(感染症は除く)をみてみると、トップが喫煙で2位が高血圧ですが、3位はなんと運動不足だというデータが出ています。
その数、年なんと約5万人。
また、要介護となった原因では、2010年で1位は脳卒中など脳血管疾患21・5%、2位は認知症15・3%ですが、関節疾患10・9%と骨折・転倒10・2%を合わせると1位の数に匹敵します。
これからの介護抑制にロコモ対策がかなり重要視されてくるのは間違いありません。

国も積極的な推進に乗り出す

厚生労働省の健康づくり推進本部の「『国民の健康寿命が延伸する社会』に向けた予防・健康管理に関する取組の推進」においてもロコモティブシンドロームは介護予防の観点から非常に重要視されています。

参考:厚生労働省
健康づくり推進本部